Zorin OS 9 Lite 32 bit のインストール

10年以上前のPCである NEC LaVie L LL370/ED3E(参照)に何か入れられる Linux はないかと思い、Zorin OS というのを入れてみることにする。最新版は 11 だが、とても入るまい。なので、まだサポート期間中の Zorin OS 9 Lite 32bit を入れられないか、試してみる。

インストール

https://sourceforge.net/projects/zorin-os/files/9/zorin-os-9-lite-32.iso/download
ここからダウンロード。
Brasero で DVD-R にイメージを焼く。

Linux Mint Debian Edition のインストールディスクを入れ、Gparted で既存のパーティションを縮小(お勧めしない)、空き領域を 30GB ほど作る。


インストール開始。PCがあまりにも古いので表示がちょっと不安定だが、なんとかインストール成功。インストールそのものにむずかしいところはなかった。

設定

まずはおなじみの
$ sudo apt update
$ sudo apt upgarde
で更新をインストール。基本的には日本語化されているようなので、
$ sudo apt install fcitx-mozc
で Mozc をインストール、[言語サポート] で Fcitx を選択し、ログアウト→ログインで Mozc が使えるようになる。

ホームフォルダの日本語名を英語に直す。
$ env LANGUAGE=C LC_MESSAGES=C xdg-user-dirs-gtk-update

無線LAN の設定。特にむずかしいことはない。

Ruby のインストール。
Linux Mint に rbenv で Ruby を入れる - Camera Obscura
自作のコマンド rubyon。
rubyon - Marginalia

その他

とにかくPCが古いので、表示などが多少不安定である。しかし、思ったよりは動くようだ。

パネル(いちばん下に表示されている部分)に好きなアプリケーションを入れたいのだが、やり方がよくわからない。

どうしようもなく古い旧XPマシンに入れるのは、やはり Linux Mint Debian Edition 2 がいいようだ。これは安定しているし、サポートもある。使えるソフトも多い。サポート終了時期は特に明記されていないので、長くサポートして欲しいものである。
それから、'Debian Edition' というくらいだから、Debian も使えるのではないかと予想される。ただ、Debian は多少の Linux スキルが要るので、問題はそこだろう。
Puppy Linux もたぶんいける。