Linux Mint 19 へのアップグレード
まず、ディスプレイマネージャが LightDM になっているかの確認が必要なようです。わたしの場合は
$ cat /etc/X11/default-display-manager
で /usr/sbin/mdm
だったので、変更が必要でした。
$ apt install lightdm lightdm-settings slick-greeter
$ apt remove --purge mdm mint-mdm-themes*
$ sudo dpkg-reconfigure lightdm
で、PC を再起動します。すると、ディスプレイマネージャが LightDM に切り替わっています。
そして
$ apt install mintupgrade $ mintupgrade check
でエラーが出なければ、Mint 19 へアップグレード可能ということらしいです。
あとは
$ mintupgrade upgrade
でアップグレードが始まります。
ありゃ、エラー出まくり。
dpkg: error processing package gconf2 (--configure): dependency problems - leaving triggers unprocessed dpkg: dependency problems prevent processing triggers for gconf2: gconf2 depends on dbus-x11; however: Package dbus-x11 is not configured yet. Processing was halted because there were too many errors. E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
とか。さて、ここに従って
$ sudo dpkg --configure -a $ sudo apt-get install -f
してみる。しかし下のコマンドで何も起きない。なのでエイヤッと
$ apt upgrade $ apt dist-upgrade
する。どうやらうまくいったみたいだ。
再起動で Linux Mint 19 を立ち上げる。スタート時のログインを省略。キーリングのパスワードを無効にする。
ログアウトからの自動ログインは簡単にできる方法がまだ見つかっていない。
third-party PPA が消えてしまったので、インストール前に選択して保存していた Upgrade-Backup ディレクトリから PPA を復元する(いや、迂闊だった。あぶないところだったな)。インストール時にエラーが出なければ、自動で更新されていたのかも知れない。
Mint 18 のときの不具合である、新しいカーネルでの画面のちらつきと日本語入力(Mozc)の起動の問題は、Mint 19 では出なくなった。画面のちらつきがなくなったのは、ディスプレイマネージャの変更によるのかも知れない。(結局サスペンド復帰のトラブルがあって、最新のカーネルは使えないことがわかった。)